きのぷす

気づいたらミドル層に突入していた技術落ちこぼれエンジニアの右往左往をつづります

#5 CSS Nite LP33 UI/UX(再演版)に行ってきた。

昨年のSEO以来のCSSNite LPシリーズに参加してきました。

 

当日のセッション内容

 

再演版のため、先月参加された方の詳細なレポートがあがっているかと思います。

もっと知りたい!という方は、CSSNite公式のアーカイブから探してみてください!

 

どんな内容だった?

UI/UX/UXDの言葉の定義から始まり、みんなどこかで聞いたことある手法(ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、ユーザーシナリオ)

、プロトタイプの作り方、各社のUXD手法についてのお話。

 

プロトタイプ作成元年

「プロトタイプ作成元年」と、どなたかが仰っておられたように、プロトタイプ作成について熱い話がありましたが、登壇者それぞれにどこまでどう作るか?それぞれに方向性や考え方があった上での、進め方紹介がとても興味深かった。

 

各登壇者が一致していたことは(アプリについてですが)

XCodeを使って完全再現をせず、いかに早く『伝わる』動きを再現するか」ということ。

 

  • 細かい挙動はコードを書かずには伝え難い。デザイナ→プログラマへの共有をAfterEffectsやFlashで依頼する。
  • なるべく全員が参加して作ることが重要。Flashもハードルが高い。KeyNoteなら更にハードルは下がる(かつ、apple同士再現がし易い)

と、手法が複数例示されたことは面白かった。

 

手書き+ツール(POP)の再現性は、脅威的でした…。

 

そのトランジションに意味があるか。

ツクロアの秋葉ちひろさんがお話された、AndroidiPhoneのすごく細かな違いは軽く感動もののお話でした。(androidユーザーなので余計にだったかも。あまり褒められないからね…)

自分のやっている業務の目的が、アプリやWEBを使ってもらうこと(収入源が広告ではないということ。)ではなかったりなので

細かなトランジションは「どっちでもいい」と言ったりすることもしばしば…。イカン…。

 

できる事からUXD

UXD=最適なUXを量産する仕組みをどこから始めれば??

は、現場や事業や規模によって様々。できることから、UXDを始めてみるしか。

自分の場合はビジネスサイドと微妙な思考のズレがあるところをどう埋めてくか?が、ポイントになるところもあるけど

プロトタイピングもそうだけど、早く軽く作って同じ方向を向くことが大切なので少しづつても量産体制が作れればと思います。

 

わりとどうてもいい話

リアクションがとーっても薄い会場だったのですが、森田雄さん(ツルカメ)のスライドがためになる&ゲラゲラの意味でも、面白かったのは私だけでしょうか…。飛び蹴りとかけっこう楽しかったんだけどなぁ。。。※「おかん」は一般名詞で誰でもわかるよ。の比喩だそうです。おかん出てこないっていうのもね。

 

おかんでもわかるわかるUXデザイン Version 0.2 CSS Nite Edition - ネコメシCEOブログ

 

#4 [日常] schooで増井さんの講座を見て、なぜか自分のキャリアを見つめなおす。

schooで4月に4週連続放送される増井雄一郎さんの講座の視聴感想だったりメモだったり

しようとしたら、意外としみじみ自分のキャリアまでいろいろ考えてしまった。

(今はまだ全プログラムが終わってないので、過去分のアーカイブが無料で見れます。ご興味のある方はお早めにどうぞ。)

 

講座は4月一週目の火曜日から先週から始まり、第一回目はwri.peの作成背景をお話されていました。増井さんについて詳しい人には「知ってるよ!」という内容だったようですが。

 

あんまり詳しく知らない自分がすごいなぁと思ったところ。 

目標管理というか推進力

年一で新しいプロダクトを生み出すことを目標にされているようですが、wri.peもゴールデンウィークの休暇中を必達にして、徹夜もしつつ作ったそうな。

(以降でバージョンアップもされているので荒削りだったと思いますが)

 

あー休みだしなー。もうちょい遅らせても…っていうことは無かったのかと(笑)

完成させる目標をおいたらそこまで突っ走れるとは。。

 

趣味で新しいものを作る理由にしても、新し過ぎて仕事で使いくにもの(安定感が不明瞭とか)を使うため。その後、試した技術を仕事へフィードバックする。だったり、wri.peのヘルプが英語の理由は個人的な目標として海外に呼ばれて公演すること。を目標にしているから。

 

というしっかりした目標の元に動かれているのは、当たり前っちゃあ当たり前なことですがプライベートも自分に使ってる感があって考えさせられるところがありました。

 

アイディアメモ

プロダクトのアイディアが出てこない、作りたいものがない。って人が多いけど、これめんどくさい。これ、うざいなってなる出来事やら改善アイディアをメモれば何かでるはず!とおっしゃってました。

 

でね。

このメモについて、色々考えさせられることがありまして。

 

増井さんのアイディアメモは公開されており、誰かが作ってくれるなら欲しかったものができるのでそれでいい。とのこと。

 

さらにブログで講座内容をフォローされているのですが「メモの内容がパクられるのでは?」という質問については、「初期発想には大した価値はなくアイディアを具体化することで価値が出る」と書かれています。

 

 

この間、wantedlyの仲CEOも「アイディアに価値はない」という記事を書かれていたことを思い出し。。

 

ブログを始めたりしてる理由として

WEBサービスについて、ひと通りのことをなんとなくやって、なんとなくうまく行って仲間も増えてきたし、ありがたいことに今後のキャリアを選んでいいことになって

いろんなツールも使い始めたしマーケティングやる?

今までなんとなくチームも回ってたからそのまま管理?

でも、よくよく考えたら、何か作りたくてこの仕事してたよなぁ。と思って

おそらく正直一番チャレンジングかもしれないけど、この数年を取り戻す技術に戻ることにしてよかったなと思ったとさ。

#3 GitHub実践入門を買って初めてのpull requestをしてみる

GitHub熱があるうちに「GitHub実践入門」を買ってきました。

 

先日の勉強会でも良書であると言われていて、筆者の@HIROCASTERさんも会場にいらっしゃっていて

「買います!」と宣言したので、休暇中の時間を使いたかったこともあり、勉強会翌日の午前中に本屋へ繰り出し購入してきました。

 

感想を書きますが、ド初心者が書いておりますので本当のツボを外している可能性がありますがご容赦を。

 

ざっくり感想

あんまよく分かってないよー。という自分のような人にはうってつけな本やもです。

操作を通じサービスを理解した上で、後半の開発フローをCIツールなど含め実践形式を絡めて実施できるので、理解し易かったと思います(後半部は別途書きます

 

中盤までのポイントとして

・第一章が初心者にはテンションあがる。

・「実践」だけあって操作と連動した解説が受けられる。

・実際にpull requestできる。そしてマージも。

 

・第一章が初心者にはテンションあがる。

和訳本だと妙なジョークや文化圏の違いで乾いた笑いになりがちな冒頭部分ですが

 

GitHubとは」

 

という概要だけでなく

GitHubを使うと何が変わるのか」

「ソーシャルコーディングをするべき理由」

「世界を閉ざさず、多種多様な文化を見よ」

 

どうして必要なのか思わせてくれる内容が記載されていて

しっかりやらないと!と読み進める動機付けがしっかりできます。

リファレンス本ではないので、こういうことが書かれていることは初心者には嬉しいことです。

 

会社にとって必要だ!って言われるよりも、これからのエンジニア一人一人に必要になっていく

知識だよと言われる方が大きなモチベーションになりますよね。

 

 

・「実践」だけあって操作しながら読み進められる。

アカウントを取るところから、リポジトリを作って、ブランチ切って、コミットして・・・と結果ログを見比べつつ進められます。コマンド入力後の結果ログも記載されてます。

 

実操作を資料に進めると、意外とどこか抜けたりうまく通ってなかったりを見逃したりすることもあるので結果まで合わせて確認できるのはありがたいことです。

 

・実際にpull requestできる。

勉強会のPRタイムで@HIROCASTERさんが「この本を進めると実際に私にpull requestが来ます!」と言ったとき、会場は「おぉ〜」と感嘆のリアクションがありましたが。

 

書籍の感想が綴られているGitHub PagesをForkし、作業、pull requestまでできます。

 

requestの対応はしばらくの間は@HIROCASTERさんが対応されるようですが、過去commitされたcontributerは権限がもらえ、以後のmergeやcommitも経験することもできます。現場でのフローはそれぞれかと思いますが、ひと通り経験ができるようになっているのが、実感湧いてイイ感じです。

 

というわけで

GitHub実践入門」は本当に「実践」入門できる良本かと思います。

#2 [勉強会]みんなでGitHub勉強するにゃんっ!に行ってきた

先日「みんなでGitHub勉強するにゃんっ!」てな勉強会へ参加してきました。

 

ドレスコードネコミミというアレな勉強会でしたが、スピーカもドレスコードをしっかり守っているので、参加者も守らざるを得ないよね…。と、チームメンバ数人全員しっかりコードをまもって参加。誰得?

初心者向けとの告知通り、バージョン管理?Gitなにそれ美味しいの?というお話から、オペレーション方法、コミュニケーションとしての活用方法など、とっつきやすい内容が中心。

 

ただアカウントを取っただけ!な私にはなんだか楽しそうで、これならポジティブに使えるかも!と思える勉強会でした。

 

珍しく懇親会なるものにも出てきましたが、GitHubの中の人やGitHub実践入門の筆者(@HIROCASTER)様もいらしていて、良い雰囲気だったので次回も期待ー。当日、ドンキで買ってきた耳は大切に取っておこうと思います。

 

スピーカ各位のスライド 

はじめてのGitHub(@hyoshioka)

[ざっくり感想]

そもそもバージョン管理とは?からgitの生まれた歴史や背景を学びつつ、これからのOSSやHakerとはどうあるべきかまでつながる内容。

 

途中で飲み始めちゃった@hyoshiokaさんですが、最近ニュースで見たような…と思ったらこの記事でしたね。

受講料無料! 誰でもWeb開発者になれる、注目の大学教育プログラム「enPiT」 « WIRED.jp

これ行けたら行きたいが…。

 

やってみようGitHub(@cesare)

[ざっくり感想]

内容がモリモリすぎてスキップしつつなので、あぁぁぁスライドもったいないーー。と思ってしまいました…

が、シェアされたスライドでもキャッチアップできるように作られているので読むべし読むべし!

 

こんなこともできるよGitHub(@Kwappa)

[ざっくり感想]

前段に概念や操作方法が来たので、業務(cookpad)での活用方法などの紹介。

「2年前はGitHubができることが技術者にとってプラスだったが今はもうできなければマイナス感すらある…という脅しをしておいてー」なんて、さらっと言われていましたが、弊社の人間はグッとくる一言だったやも。 

スライドタイトルにもあるLGTMについてや、GitHub上でのコミュニケーション方法が面白く現場の話もちょこちょこでて会場はゲラゲラな雰囲気になっていました。

言葉にはでなかったが、せっかく仕事をするなら楽しくポジティブにやろうぜ!というC社の感じがとてもステキ。

 

#1 [日常]ブログなんぞ久々すぎてなんだかね

人生適当に生きていたらいつのまにかエンジニアとしてご飯を食べていて、そのまま中堅になってしまった人間が「あれ…自分って何ができるんだっけ??」と、ふと立ち止まって、知識の整理や日々の出来事を綴るブログです。

 

よーし、おじさん技術ネタ書いちゃうぞ!と意気込みたいところですが、根本がちょっとアレな人間なのでたぶん色々書くんだと思います。そんなときはそっとしておいてください。たぶん、寂しがります。